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月別アーカイブ: 2017年6月

カラーベスト屋根改修

既設屋根材を残したまま断熱材が貼り付けられている金属横葺き屋根材を施工します。
既設屋根材を残すことにより、撤去・処分費用を抑えられる事と、
金属屋根の弱みの部分になる、雨音の軽減にもなります。
今回は屋根材の裏側に断熱材が貼り付けられ、
ガルバリウム(GL)鋼板にマグネシウムが2%添加され耐食性が約3倍にUPした
エスジーエル(SGL)鋼板が原板材となる、
スーパーガルテクトという製品で施工しました。
断熱性・防音性・耐食性をINOベーション
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梅雨から

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昨日の雨は凄かったですね。雨が一番激しい時間帯には冠水している道路がありました。東海地方が梅雨入り後、しばらくいい天気がつづいてましたが、本格的な梅雨が始まったようです。

建物には雨樋という雨水の通り道が必要です。
主に塩ビ製の製品が使われていることが多いですが、玄関屋根のタテ樋をクサリ調など樋を飾りのように見せられる製品も多数あります。
今回UPしたものは、ステン製でパイプの外側に雨水が伝わって流れる製品です。雨水の流れを楽しめます。

棧葺屋根改修工事

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雨漏りしていた棧葺屋根をINOベーション

まだ屋根の下地の状態は良好で、工事価格を抑えたいという事だったので、既設屋根材の上から成型小波材にて、施工しました。

鼻隠し板・破風板の役割

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鼻隠し板と破風板の木材をSGL鋼板で包み込みました。鼻隠し板と破風板の役割から雨や風の影響を受けやすく、劣化の進行が早いので、鋼板で包む事をオススメします。
鼻隠し板(又は面板)と破風板の役割を書いてみたので、チョット長いですが最後まで読んでみて下さい。

鼻隠し板(はなかくしいた)
屋根の先端(軒先)にある板の部分です。
垂木(たるき)といわれる屋根下地を支える構造物の切り口を隠す為や、雨樋の金具を取付ける為にあります。
軒先からの雨の侵入を防ぎ、垂木の間から風が吹き込まないようにする役割があります。

破風板(はふいた)
切妻屋根(きりづまやね)の両端(妻・ケラバ)にある板の部分です。
破風と書くことから、風を打ちまかすという意味があり、雨の吹き込みを防ぎます。

両方とも、建造物を風雨から守る為に重要な部分になりますね。
鋼板で包む事により、耐久性upです。